フローラS出走予定の2勝馬シリーズ、最後は、オハナです。
新馬戦
https://www.youtube.com/watch?v=KDA_O2C6sdc
http://db.netkeiba.com/race/201705040503/
菜の花賞
https://www.youtube.com/watch?v=nnkEgVQ3WKU
http://db.netkeiba.com/race/201806010409/
デビュー戦は、あいにくの重馬場でしたが、中団から差し切って快勝でした。
続く、菜の花賞も、好位からしっかり抜け出して2連勝とします。
陣営は、3戦目に、クイーンCを選択しましたが、中間は馬体重の維持に苦労したようで、結果は4着でした。とはいえ、マウレアには先着しているので、悪くはない内容だったと言えるでしょう。
このまま桜花賞を目指すことも考えられましたが、馬体重も考慮して、いったん放牧に出され、オークス狙いに切り替えられました。
全姉ハナレイムーンもそうなのですが、やはり、馬格に欠けるのが最大の問題点でしょう。いずれは、もうすこし増えてくるものと思いますが、現状は、この体重で勝負せねばなりません。素質は高いと思うのですが、この馬体でどこまで戦えるかですね。
http://www.jbis.or.jp/horse/0001205118/pedigree/
それでは、血統のほうから見ていきましょう。
母ハウオリは、12戦3勝。これまでの産駒には、本馬の全兄キロハナ(8戦4勝、現役)&全姉ハナレイムーン(7戦3勝、現役)がいます。
祖母ノースフライトは、安田記念とマイルチャンピオンシップに勝ちました。
3代母シャダイフライトは、直仔のノースフライトだけでなく、孫の代からも重賞勝ち馬が出ています。
母系は、デヴィルズバッグ、セイントバラード、ラーイなどの出た、リンドスオホス牝系。日本でも、グラスワンダー、ヴィルシーナ&ヴィブロス、ノースフライトなどが出ました。ただし、ノースフライトの属する分枝は、主流派ではない傍流になります。
(1)母父キングカメハメハ
キタノコマンドールの投稿でも触れましたが、今年の3歳世代は、ディープ×母父キングカメハメハの配合の当たり年のようで、7頭すべてが勝ち上がっています。ワグネリアン、キタノコマンドール、ジナンボー、オールフォーラヴなど、素質馬揃いですね。
トータルでは、これまでに22頭が出走し、19頭が勝ち上がり(うち1頭は地方)、デニムアンドルビーとワグネリアンが重賞に勝っています。そろそろ、ニックスとして認知されるのではないでしょうか。
(2)ディープ×母父キングカメハメハ×母母父トニービン
母父キングカメハメハの産駒は、すでに400頭以上がデビューしていますが、重賞勝ち馬は7頭で、そのうちディープとブラックタイドの産駒が2頭ずつということですから、半数以上がこの兄弟の仔ということになります。
まあ、ディープのほうは当然という気もするのですが(社台グループにキングカメハメハ牝馬が多い上に、金子オーナーのアシストもあるので)、ブラックタイドも結果を出している以上、ディープ&ブラックタイド兄弟とキングカメハメハとの相性のよさは、誰もが認めざるを得ないでしょう。
なかでも、個人的に注目しているパターンが、ディープorブラックタイド×母父キングカメハメハ×母母父トニービンです。
ディープ産駒のほうは、キロハナ&ハナレイムーン&オハナの兄妹3頭だけですし、ブラックタイド産駒も、タガノエスプレッソだけですから、まだサンプル数は少ないのですが、全てが勝ち上がっているだけでなく、いすれも重賞級の素質を見せている点は注目されます(タガノエスプレッソは、すでに重賞に勝っています)。
(3)まとめ
ディープ×ハウオリの配合は、欧州血脈と米国血脈のバランスがよく、大物も期待できる配合だと思います。しかし、やや晩成寄りの配合であるのも事実で、本領発揮は古馬になってからという気もしないでもありません。
現状、まだまだ馬体も小さいですし、あとは素質でどこまでやれるのかというところでしょう。
http://www.keibado.com/keibabook/180423/photo02.html
引き続き、馬体のほうも見ていきます。
馬体は小柄ですが、しっかりと胸の深さもありますし、ディープとキングカメハメハの中間ぐらいの体型でしょう。
あとは、やはり、410キロ台の馬体重を、いかに増やしていけるかに懸かっていると思います。
キロハナ(3歳、神戸新聞杯)
http://www.keibado.com/keibabook/150928/photo02.html
ハナレイムーン(3歳、9月の自己条件の表彰式)
https://www.keibalab.jp/img/horse/2014105608/2014105608_06.jpg
ディープインパクト(3歳)
https://livedoor.4.blogimg.jp/jrdbjp/imgs/2/e/2e0bbb10.gif
キングカメハメハ(3歳)
https://livedoor.blogimg.jp/keiba100bai/imgs/0/5/05d4a195.jpg
新馬戦
https://www.youtube.com/watch?v=KDA_O2C6sdc
http://db.netkeiba.com/race/201705040503/
菜の花賞
https://www.youtube.com/watch?v=nnkEgVQ3WKU
http://db.netkeiba.com/race/201806010409/
デビュー戦は、あいにくの重馬場でしたが、中団から差し切って快勝でした。
続く、菜の花賞も、好位からしっかり抜け出して2連勝とします。
陣営は、3戦目に、クイーンCを選択しましたが、中間は馬体重の維持に苦労したようで、結果は4着でした。とはいえ、マウレアには先着しているので、悪くはない内容だったと言えるでしょう。
このまま桜花賞を目指すことも考えられましたが、馬体重も考慮して、いったん放牧に出され、オークス狙いに切り替えられました。
全姉ハナレイムーンもそうなのですが、やはり、馬格に欠けるのが最大の問題点でしょう。いずれは、もうすこし増えてくるものと思いますが、現状は、この体重で勝負せねばなりません。素質は高いと思うのですが、この馬体でどこまで戦えるかですね。
http://www.jbis.or.jp/horse/0001205118/pedigree/
それでは、血統のほうから見ていきましょう。
母ハウオリは、12戦3勝。これまでの産駒には、本馬の全兄キロハナ(8戦4勝、現役)&全姉ハナレイムーン(7戦3勝、現役)がいます。
祖母ノースフライトは、安田記念とマイルチャンピオンシップに勝ちました。
3代母シャダイフライトは、直仔のノースフライトだけでなく、孫の代からも重賞勝ち馬が出ています。
母系は、デヴィルズバッグ、セイントバラード、ラーイなどの出た、リンドスオホス牝系。日本でも、グラスワンダー、ヴィルシーナ&ヴィブロス、ノースフライトなどが出ました。ただし、ノースフライトの属する分枝は、主流派ではない傍流になります。
(1)母父キングカメハメハ
キタノコマンドールの投稿でも触れましたが、今年の3歳世代は、ディープ×母父キングカメハメハの配合の当たり年のようで、7頭すべてが勝ち上がっています。ワグネリアン、キタノコマンドール、ジナンボー、オールフォーラヴなど、素質馬揃いですね。
トータルでは、これまでに22頭が出走し、19頭が勝ち上がり(うち1頭は地方)、デニムアンドルビーとワグネリアンが重賞に勝っています。そろそろ、ニックスとして認知されるのではないでしょうか。
(2)ディープ×母父キングカメハメハ×母母父トニービン
母父キングカメハメハの産駒は、すでに400頭以上がデビューしていますが、重賞勝ち馬は7頭で、そのうちディープとブラックタイドの産駒が2頭ずつということですから、半数以上がこの兄弟の仔ということになります。
まあ、ディープのほうは当然という気もするのですが(社台グループにキングカメハメハ牝馬が多い上に、金子オーナーのアシストもあるので)、ブラックタイドも結果を出している以上、ディープ&ブラックタイド兄弟とキングカメハメハとの相性のよさは、誰もが認めざるを得ないでしょう。
なかでも、個人的に注目しているパターンが、ディープorブラックタイド×母父キングカメハメハ×母母父トニービンです。
ディープ産駒のほうは、キロハナ&ハナレイムーン&オハナの兄妹3頭だけですし、ブラックタイド産駒も、タガノエスプレッソだけですから、まだサンプル数は少ないのですが、全てが勝ち上がっているだけでなく、いすれも重賞級の素質を見せている点は注目されます(タガノエスプレッソは、すでに重賞に勝っています)。
(3)まとめ
ディープ×ハウオリの配合は、欧州血脈と米国血脈のバランスがよく、大物も期待できる配合だと思います。しかし、やや晩成寄りの配合であるのも事実で、本領発揮は古馬になってからという気もしないでもありません。
現状、まだまだ馬体も小さいですし、あとは素質でどこまでやれるのかというところでしょう。
http://www.keibado.com/keibabook/180423/photo02.html
引き続き、馬体のほうも見ていきます。
馬体は小柄ですが、しっかりと胸の深さもありますし、ディープとキングカメハメハの中間ぐらいの体型でしょう。
あとは、やはり、410キロ台の馬体重を、いかに増やしていけるかに懸かっていると思います。
キロハナ(3歳、神戸新聞杯)
http://www.keibado.com/keibabook/150928/photo02.html
ハナレイムーン(3歳、9月の自己条件の表彰式)
https://www.keibalab.jp/img/horse/2014105608/2014105608_06.jpg
ディープインパクト(3歳)
https://livedoor.4.blogimg.jp/jrdbjp/imgs/2/e/2e0bbb10.gif
キングカメハメハ(3歳)
https://livedoor.blogimg.jp/keiba100bai/imgs/0/5/05d4a195.jpg