御無沙汰しております。
ディープインパクトとキングカメハメハが立て続けに亡くなり、POGも1つの時代が終わったと感じざるをえません。なかなかショックから立ち直れず、更新の間隔があいてしまいましたが、今日から再開したいと思います。
更新再開一発目は、フランスでディープ産駒の2歳牝馬が相次いでデビュー勝ちを飾ったので、紹介しておくことにしましょう。

サヴァラン
https://www.youtube.com/watch?v=fojk-4xo29E
https://www.racingpost.com/results/206/deauville/2019-08-06/737386

https://www.jbis.or.jp/horse/0001237029/pedigree/


ヒダカ
https://www.youtube.com/watch?v=hnMs_2pXEoo
https://www.racingpost.com/results/206/deauville/2019-08-20/738446

https://www.jbis.or.jp/horse/0001237512/pedigree/


サヴァランは、8月6日のマレット賞(芝1500m)でデビューしました(レース名が付いていますが、牝馬限定の新馬戦です)。当日の馬場状態は稍重で、8頭立ての4番人気でした。
道中はインの5番手から、直線ではしっかり抜け出し、1馬身半差をつけての快勝でしたね。

ヒダカは、2週後の20日、ルブールシエル賞(芝1800m)でデビュー(こちらも牝馬限定の新馬戦)。当日の馬場状態は重、9頭立てで1番人気に推されました。
道中は2番手から、直線は早めに抜け出すと、危な気なく押し切りました。着差は1馬身4分の3差で、最後は流す余裕がありましたね。

サヴァランは、仏オークス馬サラフィナの娘で、全兄にジェニアル&ゴータイミングがいます。ジェニアルは、フランスでG3重賞に勝ち、ゴータイミングも、ラジオNIKKEI賞3着の実績があり、今のところ外れのない配合。
オーナーは、武豊騎手の大ファンで知られるキーファーズで、今回は地元のブドー騎手の騎乗でしたが、はやくも武豊騎手の騎乗プランが浮上しているようです。

ヒダカは、馬名は和風ですが、母馬がフランスから日本に種付けに来て誕生した産駒です。オーナー&生産者は、アキヒロバルタバと同じ、ヴェルテメール兄弟(日本では、ファッションブランドのシャネルのオーナーとして有名ですね)。
血統的には、ディープ×イルーシヴクオリティのニックス配合。

両馬ともフランスの名門ファーブル厩舎の所属ということで、来年が楽しみですね。