これで、G1戦3勝目ですね。
https://www.youtube.com/watch?v=NQIkQFVFrdg
https://www.racingpost.com/results/297/flemington/2020-09-12/766704
https://www.jbis.or.jp/horse/0001189921/pedigree/
昨年、カンタラS&トゥーラックHでG1戦を2勝した、フィアスインパクトでしたが、今年はハンデを背負わされるケースも多く、G1戦では4走して2着1回3着2回と惜しいレースが続いていました。
今回のマカイビーディーヴァSも、トップハンデの59キロを背負いましたが、実績が評価されて、1番人気に推されました。
僅差の2番人気は、豪G1・サウスオーストラリアンダービー(芝2500m)に優勝した、3歳馬のラシアンキャメロット。マイル戦でも優勝経験があり、3歳馬なのでハンデも控えめの57.5キロにとどまりました。
さらに僅差の3番人気は、6歳牝馬のパーフェクトジュウェル。G1未勝利ながらも、重賞5勝のタフな牝馬で、57キロのハンデが魅力だったようです。
レースでは、これまで後方から大外ブン回しがパターン化していたフィアスインパクトが、珍しく5~6番手の先行策をとりました。直線に向くと、馬群を割って抜け出しを図り、いったんははっきりと先頭に立ったのですが、ラシアンキャメロットがハンデ差を活かして追い上げます。ラシアンキャメロットは、頭差まで追い詰めましたが、フィアスインパクトが振り切って、G1戦3勝目を飾りました。
今年に入って、惜しいレースの続いていたフィアスインパクトでしたが、3度目のG1制覇ということで、昨年の活躍がまぐれでないことを証明し、種牡馬入りに向けて大きく前進したと言えるでしょう。
なお、このあとの予定が既に公表されており、コーフィールドS→コックスプレートという2000m路線へ挑戦するようです。新たな挑戦でどのような走りを見せてくれるのか、要注目ですね。